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ウラホロイチゲ

 早朝、大きな揺れで目が覚めました。ガシャンと何かが落ちる音がして、つい、その何かが起きた場所へ足が向いてしまいそうになりましたが、まずはドアを開けて避難経路を確保し、揺れが収まりそうになった頃、緊急地震速報が鳴り始めました。初夏へ向かっている今の時期、外がすっかり明るかったのは幸いで、窓から周囲を確認したりもできましたが、やはりちょっと心臓には悪い月曜の朝でした。
 福寿草、カタクリ、エゾエンゴサクなど、スプリングエフェメラルたちが主役の座を奪い合いながら足元を彩っています。彼らは桜の花と同じで、一気に咲いて、一気に姿を消していきます。夏の植物たちと比べれば背も小さく、いかにも儚げなのですが、多少の降雪や低温などものともせずに立つ姿には、カメラを向けずにはいられない魅力があります。
 谷地坊主の近くで白い花を見つけました。裏から見ると少しピンクのかかった花びらを、太陽の光を逃すまいとするように、みずみずしく広げています。同じく春早くに見られるヒメイチゲやニリンソウとも違う彼女は誰だろう?と思いました。近ごろはつい、いろいろなものを調べてくれる検索レンズを便利使いしてしまうのですが、「これは何だ??」と自分では目星のつかないものを調べてみても、答えにはたどり着けないことがほとんどです。AI技術の発展には目覚ましいものがありますが、ニッチな世界にはまだまだ勢力が及んでいないようで、ひそかにほっとしてしまったりもします。
 AIに対して妙な感情を抱きつつも、花の名前を知りたい気持ちは変わらないので、かすかな記憶を足掛かりに自力で調べてみたところ、いきついた答えはウラホロイチゲでした。今日の地震で最大震度を記録した浦幌町と釧路市でしか見つかっていない植物です。確かにあの谷内坊主は浦幌から釧路に行く途中にあったような・・・自分の出した答えが合っているかどうかはわかりませんが、不思議なところで今朝の話へもつながってしまいました。
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生き物十勝の景色
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