先週末、第５回旋回噴流システム研究会の技術セミナーが開催されました。 　この日は午後からさわやかな青空が広がり、手稲山を望む見晴らしの良い北海道大学工学部の会場には、道内だけではなく、本州からも多くの方が足を運んでくださいました。 　今回も基礎研究から応用技術まで幅広い内容で、４名の方にご講演頂きました。いずれの方も熱意溢れるお話で、会場の方とも活発に意見交換がなされ、盛況の内に終えることができました。この場をかりて、ご講演頂きました方々ならびにご来場頂きました皆様に御礼申し上げます。 　研究会は今年６年目を迎えました。昨年の東北大震災という大きな災害があったこともあり、技術の方向性も転換期を向かえているということは、どなたの口からも聞かれました。省エネルギーや安全といったものの価値がますます高まっていくのだと感じます。それぞれの知識や技術には限界がありますが、思いを共にする方達が集まれば、目標とするものに近づける、というのが研究会の一つの役割ではないでしょうか。いろいろな方とお話させていただく中で、そんな期待を感じつつ、次回開催の励みにしたいと思います。

2012年６月18日

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