週末買い物に出かけてみると、既に年末商戦が始まっているようで、クリスマスや年末年始に向けた品々が賑やかに店頭を飾っていました。 　遠くに暮らす家族やお世話になった方へのお歳暮を選ぶのも、この時期の行事の一つです。なるべく十勝や北海道らしいものをと考え探しに行きますが、新物の野菜や身の締まった魚介類が豊富に並ぶこの時期は、いつも何を贈ろうか迷ってしまいます。 　今年はこの野菜の実の入りが良かったらしい、この魚も本州ではあまり手に入らなかったから食べてもらいたい、など毎年のように迷ってしまうのは、美味しいものが豊富な土地ならではの贅沢な悩みです。 　とは言え、１年の労を美味しいものでねぎらってほしい、というのが本来の願いです。喜んでもらうために悩むのは、楽しみでこそあれ苦にはなりません。

2012年11月19日

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