株式会社 ヒューエンス
HUENSは、水と空気をきれいにして、自然に戻す
環境浄化システムをご提供させていただく会社です。

 花火のような


 帯広では、お盆に大きな花火大会が開かれます。初めてその花火大会に行ったとき、あまりの寒さに震えながら夜空を見上げた記憶が、強烈に残っています。ダウンジャケットを持っていったほうが良いなど、本州の皆さんからすれば冗談にしか受け取られないようなアドバイスも、地元の人たちにとってはそう不思議なことではありません。先週は北海道で初雪が観測されました。まさか平地では8月に雪など降らないとは思いますが、昼間はエアコンをつけていたのに、夜はストーブをつけたくなるような日がごちゃまぜでやって来ています。
 先日、山道を歩いているときに、写真のような実を見つけました。さくらんぼのように艶やかな二つの実が目を引いて足を止めると、大きくなる前の実が沢山、放射線状に付いていました。まるで花火のようです。花火玉の打ちげ軌跡のようなひゅるりとした茎の先に、赤と緑色の花火が3つ並んでいます。絶妙な形もしかり、色まで分けるなんて、と本当に感心してしまいます。
 何と言う植物なんだろうな〜、と気になって仕方がないのですが、手持ちの植物図鑑は、花で分類するものばかりで、実の形状から探すのはなかなか難しいのです。でも、しばらくの間は図鑑とにらめっこしながら、夏の名残を楽しめそうです。

2018年08月20日