戦闘開始
南の島の思い出を振り返っている間に、十勝にも春の空気が流れ始めていました。週末は20℃という陽気もやってきて、日向の福寿草はいっそう元気に花びらを広げ、日陰の雪山も一気に姿を消しました。今週は、社員の家族の入学式が目白押しで、お祝いの雰囲気も漂っています。ここでは、桜の下での入学式とはいきませんが、ヤナギの木を見やると、柔らかな銀糸の花が満開になっていて、つつましくもまだ浅い春の、北国らしい出発の色かもしれないな、などとも思います。
さて、昨秋植えた球根たちが、プランターからも庭先からもぞくぞくと芽を出し始めました。冬の間、凍った土壌に押し上げられて、地上に出てきてしまったものもあったようです。後で土に埋めてあげなければ・・・などと、朝、宿題を残したまま出勤してしまったのが悪かったのでしょう。翌朝には、いくつかが掘り出され、かじられ、根の辺りだけが残って放り出されているのを発見しました。あぁ~やられてしまった!
球根には毒があることも多いので、それを食べる動物がいるという認識がありませんでした。足跡がないからエゾリスか?!でも、かじった痕が大きいからキツネか?!などと、犯人捜しを試みたところで後の祭りです。改めて調べてみると、チューリップの球根には食べられるものもあるようで、「餌の少ない春先に、あんなにまるまるとした球根を見つけたら食べてみたくもなるか・・・チューリップもユリ科の仲間だし・・・」と納得せざるをえませんでした。
春の陽気とともに早速、生き物たちとの戦いが始まりました。「やられた!」と悔しがるのは必至ですが、想像を上回る生き物たちの行動を知りたい自分もいます。生き物たちとの共存の最前線は、すぐ目の前の庭先にもあるのです。
