冬告鳥

 今年は、なかなか姿を見せないな、と思っていました。ですが、この冬一番の大寒波に耐えかねて山を下りてきたのでしょう。先週末に大群でツグミがやってきました。
 会社の南に面した道路には、ナナカマドが街路樹として植えられていますが、冬になると決まって渡り鳥たちが赤い実を求めて集まってきます。冬将軍に乗ってやってくるのはツグミ、寒さが緩み始めた頃にやってくるのはキレンジャクです。同じナナカマドに集まる鳥でも、私にとってツグミは冬告鳥で、キレンジャクは春告鳥というわけです。
 でも、今年のツグミたちはなかなか手ごわいかもしれません。群れでやってきてから1週間で枝についた実はほとんどなくなり、今は自分たちが雪の上に落とした食べこぼしを皆でついばんでいます。短期集中!といった勢いです。キレンジャクたちがやってくるのは、いつもの年なら桃の節句を過ぎてからでしょうか。それまで貴重な食糧が残っているかどうか・・・
2019年02月18日
        
        
        
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