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夏鳥やってくる

 空模様の勢力は、まだ完全に春に置き換わってはいないため、少し油断をすると雪がちらついてしまいます。山際へ向かえばなおのことで、道路脇に白い雪がしっかり残っていたりすると、景色は冬とそう変わらないような錯覚にもなります。そんな中だからこそ、夏鳥たちの声や姿に気がついた時は、まだ寒いけれども季節はちゃんと進んでいるのだと安心することもできます。
 シギの仲間はいろいろな点でユニークな鳥です。くちばしが長く、頭と目のバランスがなんとも不思議なフォルムで、種類によっては動きまでも不思議なので、SNSでも話題にのぼることがあります。オオジシギは北海道の夏鳥ですが、こちらは鳴き声や羽音が、一度認識したら忘れられないほど特徴的なので、飛んでいる姿をすぐに見つけることができます。ジ、ジ、ジとまるでカウントダウンしているような声で鳴きながら旋回していたかと思ったら、急降下してズババババーッと風切音を響かせるので、カミナリシギなどと呼ばれることもあるようです(個人的には一連の音の変化がジェットコースターに似ていると思っています)。
 ですが、実は、地上を歩いているところはあまり見たことがありません。見たことがないというよりも、草むらに紛れ込みやすい羽の模様のおかげで、単純に見つけられないだけかもしれません。そんな彼らが、しっかりカメラ目線で写ってくれたのは、もしかしたら、子育てが本格化する前の、この季節だからこそなのかもしれません。ペアの相手を気遣ってオスがこちらを気にしている構図だろうと想像しますが、残雪を背景にすると、フォルムも羽の模様もしっかり見ることができて、何だかとても得した気分です。
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