寝相
何年も前のことですが、最初の1頭を目にした時は、本当に驚きました。仔馬の具合が悪い?!倒れている?!と思ったからです。でも、母親と思われる大人の馬は、気にする様子もなく、牧草をのんびりと食んでいます。そしてそれは、隣の柵の中でも、またその隣の柵の中でも同じように見られました。それでやっと、「あぁ~、仔馬は寝ているのか」と理解することができたのです。
それまで馬と接する機会があまりありませんでしたので、馬が脚を投げ出して横になって寝るなんてことは、想像もしていませんでした。他の動物でもあまり想像ができません。実際、調べてみると、大人の馬は立ったまま短い睡眠をとることが多いと書かれていました。ならば、これは仔馬の特権なのかもしれません。体がまだ軽く、容易に起き上がることができるし、近くで母馬が見守ってくれているからこそできることなのでしょう。
それにしても、春ののどかさを体現するような、警戒感ゼロの寝相です。伸び始めたふかふかの牧草にごろんと・・・私だって寝ころびたい。カメラを向けられると、一瞬頭を上げましたが、またすぐに同じ寝姿に・・・。この陽気には勝てませんよね、よーくわかります!風薫る五月の満ちた週末、今年もまた、幸せの景色が見られました。
